2016.01.10

ヘンな論文|サンキュータツオ

【書籍情報】
書名:ヘンな論文
著者:サンキュータツオ
出版社:株式会社kadokawa
出版:2015年3月25日 初版発行
価格:1200円
http://www.kadokawa.co.jp/product/321501000124/

・評価
意外に奇にして良、心配な方は図書館で読んでみてください

・前書き
2015年1月話題になった、卒論とは大学出身者には身近な論文で、学士課程修了に必要な卒業論文の略である。
大学の論文には厳密な査読システムがあり、学士論文は指導教授1名、修士論文では2名の査読が必要、また博士課程においては博士号取得者最低1名を含む3名の査読者が要求される。
早稲田大学(著者出身校)がXXX晴子さんの博士号取り消しとかしましたが、こんだけ厳密な審査をしてたのか?と疑問視されても仕方ないですよね。

・構成
13の論文の紹介、コメントから構成されています。気になった点を列挙します。
4)あくびは何故うつるか?|本章を読んでいる最中に2度ほどあくびがでました。

5)コーヒーの音の研究|インスタントコーヒーにお湯を入れて撹拌するとスプーンとカップの触れる音が高くなっていくのを音を解析して可視化、条件を変えて原因を調べていく、そして驚愕の原因ーちょっと大げさー地味なネタながら一気に読んでしまいました。

12)「おっぱいの揺れ」とブラのずれ|おまたせしました、良い子のみなさん、これは非常に真面目な研究なのです。ー本書に取り上げられているテーマはみんな真面目ですー骨子は、透過性のある素材マーキーゼットで構成されたブラジャーのカップ部越しに、直接肌に施したマーキングをCCDで0.1秒単位で座標軸変換した可視化グラフを使っての測定法の真面目な提案です。

13)「ゆたんぽ」異聞|このテーマは圧巻です、この章とあとがき合わせて最大のページ数が費やされています。徳川家光のゆたんぽが栓が金属製でネジが切られていたことから、輸入品であることを見抜きます。これはキワモノネタではなく、工業デザイン、歴史に精通した研究者の地道で鋭い洞察の賜物であることに感動すら覚えます。最後少し悲しい結末を迎えるのが貴重な研究なのにもったいないです。ー誰だか知らないけど勝手にひょう窃するなよ、と憤ってしまうー
読了後、ゆたんぽメーカーのサイトを検索してしまいました。





2015.02.16

書籍「湿地」に圧倒されてTKO負け

忙しいときに一気に読んでしまいました、力あるミステリーに久しぶりに圧倒されました。
舞台がアイスランド、首都はレイキャビク、ここまでしかわかりません。
wikipedia情報によると

高緯度にあるためメルカトル図法の地図では広大な島のように描かれるが[2]、実際の面積は102,828km²と、フィリピンのルソン島(104,688km²)や、大韓民国(100,210km²)とほぼ同じである。グレートブリテン島(約22万km²)の約半分、または日本の北海道と四国を合わせた程度の面積である。

最初、三分の一は地味な警察小説風、マイケル・ヘンケル刑事ヴァレンダーより荒んだ家庭描写から残り三分の二「ええー」の展開でXXXは掘り返すは、XXXは掘り返すはーおまけに上司に相談してないー、終盤のSFチックな犯行動機まで...これ以上は書けません。
評価:★★★★★
日本語に翻訳されているのが2015年2月現在「緑衣の女」のみ、2月中に読むぞ。

【書籍情報】
書名:湿地
著者:アーナルデュル・インドリダソン
出版社:東京創元社
出版:2012年6月15日
価格:1700円

2014.12.27

年末年始に読みたい小説・コミック 2014-2015

ちょっとノンビリして読書する気になったりする。
・「魔王子」シリーズ (Demon Princes) ジャック・ヴァンス作
SFです、5人の魔王子に復讐するという話し、趣向がちがうので食指がのびた。
こちら偶然近所の図書館に5巻揃っていたので1)2)借りてきて没読中。ちなみに表紙が萩尾望都。
1)復讐の序章 (Star King, 1964)
2)殺戮機械 (The Killing Machine, 1964)
3)愛の宮殿 (The Palace of Love, 1967)
4)闇に待つ顔 (The Face,1979)
5)夢幻の書 (The Book of Dreams, 1981)

・リアル 14 積ん読状態
13巻でプロレス編が終了、バスケシーンに主役級がもどったところ

・小さな会社のFileMakerデータベース作成・運用ガイド Pro13/12/11/10対応 (Small Business Support) 大型本  こちら自習中、半分すんだ。






2014.12.11

地域の図書館改築イベントで自分でトート

小平市に仲町に新築中の図書館・公民館併設施設である「なかまちテラス」の開館PRイベント「あっちこっち’’’ナカマッチ」に参加した。ー2014年11月2日ー

私個人のキャラクタ作りをしながら新施設の間取り資料を見学するもので、参加型PRイベントとしては楽しかった。私の設定したキャラは「見廻りとうろう」ー正確には行灯かーちなみに背負っているのは野菜の「うど」、地下の機械室に生息して閉館後電気の消し忘れがないか?館内を見て回る用務員さんキャラ、名称は長谷川平蔵江戸見廻り日記と地元の灯まつりの合体アバダーであります。12月4日にはトートバッグとしてグッズに変身予定であります。

本イベントのアイデア出し、運営は武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科環境デザインⅡの後期授業と連携しているとか、前述のキャラ作りも、スタッフの皆さんにあらかじめ用意いただいたパーツを組み合わせ、写真撮影して作成していただきました。

開催の図書館お知らせ

デザインがこちら
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完成したトートバッグがこちらです
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2014.11.19

ヘニング・マンケル著書(日本語訳)ほぼ読了 2014年11月現在

2014年初めから読み始めたスウェーデンの作家、ヘニング・マンケルのミステリー日本語訳をほぼ読了しました。何度か良き終わると朝の少し前の時もあり、61歳にしてこのような体験をするとは、読書はたのしいものだなあ、と再認識しました。
特にヴァランダー刑事シリーズは事件発生後しばらくすると犯人が現れたりします、しかし何か全体を理解するのにたらないピースがあってつい読み続けてしまう、そんな作品群でした。何故かスウェーデンの田舎町で国際犯罪が発生して拳銃が火を吹く話になるのが笑えます。
また、単発作品の「タンゴ・ステップ」「中国からきた男」も魅力的でした。個人的なベストは「五番目の女」と「目くらましの道」でしょうか?

著作集へのリンク

ビデオ化されている小説もあり、そちらも興味津々です。

2014.03.17

イラストレータ自習第一段完了、レベルははじめてのおつかい:デザインの学校 これからはじめるIllustratorの本 [大型本]

やっとイラレの自習1回目が完了、本当に多機能なソフトです。自分が考えていることが何処まで実現できるんかよく見えません。とりあえず出来たです、あとは場数でしょうか?テキストは「デザインの学校 これからはじめるIllustratorの本 」内容がCS5であったのに最近気がついたあわてもんです。(爆

デジタルトレースの入り口にたったレベルだと思います、曲線の処理は慣れしかないと思います。

簡単な課題/結果を紹介します
1)オリジナルの下絵:下記の書籍から
0401_map
2)作業途中
1
3)完成
2

参考書:デザインの学校 これからはじめるIllustratorの本 (CS5対応)

最近のバージョンはコチラ
デザインの学校 これからはじめるIllustratorの本 [CS6対応版]

2013.12.23

インクジェットの時代がきた!(2012)

【読書感想】インクジェットの時代がきた!(2012):産業界の大量生産のキーワードは「型」、プレスや樹脂成形なら金型、布のプリントは型紙が必要です、印刷も版が必要だったり。解決策の一つである単品生産をデジタル経由で実現するツールが「インクジェットプリンタ」なのです。ー海老名の感想ー

インクジェットプリンタの特徴の一つは「非接触」印刷媒体の幅が広がるのです、限りないように見えます。バイオまでつながっているようです。

第1章はインクジェットプリンタの原理をわかりやすく解説しています、著者はエプソン勤務だたのですね。

意外に歴史が古くて
・コンティニュアス方式(連続)1960年
・オンデマンド方式 1970年

ここが特徴かな?:「引き打ち」一旦インクを減圧して引き込んでから打ち出すとノズル径よりも小さい点で印刷可能ー大きさの異なる液滴を吐出ーだったりします、これをピエゾ素子を使った「メニスカル引き打ち」といいます、このあたりで、おとなしく印刷していたあいつがこんな小技を繰り出していたと思うと、結構ゾクゾクして来るのです。

2章以降は応用例の紹介です。
非接触・型が不要であることから応用(研究)範囲が広いです。
1)お菓子 専用プリンタがあります 少量生産を可能なのは大量に作るプリタのお陰で部品が安価・短納期で入手できることでもあります。

2)アパレル捺染 パタン作成期間が1.5-2ヶ月かかっていたのが デジタル捺染では1日ー2週間に短縮できるそうです。日本からは捺染の大量生産はほどんと無くなっていますが、イタリアでは普及し始めており、日本でもチャンスがあるかもです。

3)サイディング(建築)
4)液晶ディスプレー他電子機器 たとえばアンテナ、センサーの生産
5)鋳物のフルモールド(従来はスチロール発泡体を利用)

6)3Dモデル これはお馴染み、2013年にpafumeの3Dデータが公開されたり製造物からデジタルデータそのものがコンテンツとして流通し始めました。また3Dプリンタも10万円を切るものも募集生産(?)が始まりました。来年ももっと身近に拡大しそうです。

7)医療(臓器個別生産)各臓器の構成部品については最小単位(例えば細胞とか)での生産は解明されたものもある、実際に立体的に配置して固定する技術については更に研究が進行しそうです。

2013年の進捗が注目されるところです。

【書籍情報】
署名:インクジェット時代がきた!液晶テレビも骨も作れる驚異の時代
著者:山口修一、山路達也
出版社:光文社
出版:2012年5月20日初版1刷
価格:740円

2013.06.07

【書籍】越境する本格ミステリー

【書名】越境する本格ミステリー 映画・TV・漫画・ゲームに潜む本格を探せ!
【著者】小山正他
【出版社】扶桑社
【出版日】2003/4/30
【値段】1429円
単なるミステリーガイドではなく、映画・TV・漫画・ゲームのミステリージャンルのものを解説している、消費されたミステリーを論じている点が面白い。
巻末には日本の推理作家によるアンケート結果もある。ここで注目は「情婦」ーアガサクリスティ原作、検察側の証人ーが複数回挙げられている。するとビデオ見たくなるのが人情で次回TSUTAYAに行く時チェックしようかという気にもある。
ちょっとロディアにメモ書きだして見ると3枚にもなって、TSUTAYAの棚を眺めるのが日課になっている。
こんな感じでゆるく日曜日は過ぎていくのです。
20130607

2012.09.04

【書籍】天才ダ・ヴィンチから学ぶ 驚きの絵コンテ発想法!

2005年にイベントでの段取をスタッフに説明するため自己流で絵コンテを描いて配布した事があり、本の背表紙をみて自然に手がのびた。ダ・ヴィンチはストリーの登場人物で主役は絵コンテです。

【書名】天才ダ・ヴィンチから学ぶ 驚きの絵コンテ発想法!
【著者】大野浩
【出版社】日刊工業新聞社
【出版日】2011年1月21日
【値段】1400円

・絵コンテは絵のうまい下手を気にしない
・思い切って線を引くと絵がうまそうに見える→絵コンテは度胸か?
・アナログに徹して紙と鉛筆で描いていく
・絵のテンプレートを利用して簡略に描写する(60)
・絵コンテの用紙は4、5個の枠で描く
・書き方(96)
1)課題の絵を描く
2)イメージ出来るタイトルをつける
3)絵を見てキャプション(説明書)をつけてストーリーにする
4)台詞や音もつけてリアルに仕上げる
・絵コンテ、課題と解決の関係(102)
1)課題→過程→解決
2)問題、答えを描いて式を間にうめて行く
3)解決策はあるが何が問題が判らないとき、時間を逆に登っていく
4)現状/将来の関係をシュミレーションする
気分転換にまた挑戦してみようか?

こちらの本も興味があります。

2012.07.15

おもちゃの昭和史

タカラ創業者にして経営を移譲してなお、山形大学で人材育成エンジニアリング、異業種博士課程に挑戦、2011年8月より同大学客員教授。かつて同社青砥本社(当時)受付付近に社員名を記した壁を見て、「なんて温かい会社だと」上司に沙汰された強烈な記録がある。
【引用開始】
この新社屋の玄関ホールには「感謝の壁」が設置された。タカラの社員、勤続10年以上の社員の名前を永久保存するための壁だった。(おもちゃの昭和史 116ページ)
【引用終了】
最初に見たのは1987年ごろだったかな、25年の時を経て活字で再確認することになるとは感慨深いです。
チョロQ、トランスフォーマー仕事でいろいろお世話になったもんなぁ...

【書名】おもちゃの昭和史 おもちゃの王様が語る
【著者】佐藤安太
【出版社】角川書店
【出版日】2011年6月10日
【値段】1500円

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